結城市では、毎年季節ごとに市内を流れる河川の水質調査をしています。
これらの河川は農業用水などに使われ、多くの生き物の生息地としての役割もある、私達の共有財産でもあります。県の調べによると、革の汚れの主な原因のうち、家庭から流れる生活排水が約50%を締めています。
私たちの大切な川をいつまでもきれいに保つために、合併処理浄化槽の設置など生活排水対策にご協力お願いします。また、日常生活の中には、私たちにもできる簡単な水質浄化の方法もありますので、実践してみましょう。
☆私たちにできる「水質浄化」
・米のとぎ汁は植木の水に使いましょう(肥料になります)。
・お風呂の残り湯を洗濯に再利用しましょう。
・洗剤やシャンプーは適量を使いましょう。
・流しの排水口や三角コーナーには、水きり袋や古ストッキングをかぶせて、細かいゴミを流さないようにしましょう。
・鍋やフライパン、皿に残った油はそのまま流さず、新聞紙やティッシュ等で拭き取ってから洗いましょう。
・油は流さず使いきるか、新聞・ぼろ布に浸み込ませて燃えるごみで捨てましょう。
・ゴミのポイ捨てはやめましょう。
令和4年度水質測定結果
鬼怒川 | 田川 | 西仁連川 | ||||
西仁連橋 | 二国橋 | 幸島橋 | ||||
BOD | 夏 | 1 | 1.2 | 1.4 | 1.4 | 1.3 |
冬 | 2.4 | 2.9 | 3.5 | 3.7 | 4.5 |
※環境基準(鬼怒川:2.0、田川・西仁連川:3.0)
令和4年度までの水質変遷
平成28年度から令和4年度までのBOD変遷[PDF形式/643.99KB]
※用語解説
●環境基準
人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準として、国が定めた基準。水質の他に大気、土壌、騒音の環境基準があります。
●BOD(生物化学的酸素要求量,Bio Chemical Oxygen Demand)
水中の有機物が微生物により分解されるときに必要な酸素の量。水質汚濁を示す指標であり、一般にBODの数値が大きいほど水が汚れていることを意味します。