毎年9月は日本対がん協会が定める「がん征圧月間」です。
がんに関する正しい知識や、早期発見・早期治療の重要性について広く周知する活動が全国的に行われています。
日本人の2人に1人が一生のうちに何らかのがんにかかると言われ、がんによる死亡者は年々増加していますが、
検診で早期発見できれば約9割が治ります。毎年の検診や生活習慣の改善でがんを防ぎましょう!
また、9月24日から30日までは、厚生労働省が定める「結核・呼吸器感染症予防週間」です。
呼吸器感染症が例年流行する秋・冬前だからこそ、マスク着用を含む咳エチケット、手洗い・手指消毒、
換気など基本的な感染対策を心がけましょう。
結核をはじめとした呼吸器疾患を早期に発見するために、症状がなくても定期的に健康診査を受けることが大切です。
がんを予防するために
国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」が、がん研究振興財団から2011年に公開されました。この新12か条は日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものです。
《がんを防ぐための新12か条》
1 たばこは吸わない
2 他人のたばこの煙を避ける
3 お酒はほどほどに
4 バランスのとれた食生活を
5 塩辛い食品は控えめに
6 野菜や果物は不足にならないように
7 適度に運動
8 適切な体重維持
9 ウイルスや細菌の感染予防と治療
10 定期的ながん検診を
11 身体の異常に気がついたら、すぐ受診を
12 正しいがん情報でがんを知ることから
結核・呼吸器感染症について
結核は過去の病気ではありません。2周間以上続くせき、たん、微熱や体重減少などの症状がある場合は、必ず受診しましょう。
きちんと治療すれば治すことができます。早期発見のために1年に1回、健診などで胸部エックス線検査を受けましょう。
特に65歳以上の方は、毎年健診を受けるよう感染症法で定められています。
病気予防、健康増進のために
結城市では様々な事業をとおして市民の健康づくりをサポートしています。