「異文化理解から多文化共生へ」
結城市には、約3千人の外国人が住んでいます。学校や仕事など生活の場面で、日本人と外国人が一緒に過ごすことが当たり前になってきています。
「多文化共生」とは、異なる文化や背景を持つ人々が、お互いを理解し、尊重しながら生活すること。
この理解を深めるため、文化人類学を長年研究されてきた結城先生を講師にお招きし、海外でのフィールドワークの経験や事例などを交えながらお話しいただきました。
日時
令和7年3月16日(日曜日) 午後2時から午後3時30分
場所
結城市立公民館 2階 集会室4・5
講師
結城 史隆(ゆうき ふみたか) 先生
プロフィール
白鷗大学名誉教授/元青年海外協力隊技術顧問/小山市市民活動センター シニアアドバイザー/夜間中学「みんなの学び場おやま」代表
参加人数
41名
当日の様子




当日出た意見や感想
アンケートでいただいた、ご意見・ご感想の一部を紹介します。
- 「文化」における価値観は、それぞれの思い込みを基盤にしているということが腑に落ちた。
- 異文化理解を文化人類学の方向から、結城市や近隣地域の現状についてもお話が聞けた。
- 異文化がぶつかった時の、文化融合、文化同化、文化変容という3つの分類を知れた。
- 外国人はゴミを分別しないと考えてしまうのは、「ゴミしか外国人との接点がないから」という言葉がとても印象的だった。
- 多文化共生について市民全体へのPR、意見募集等が必要だと思う。
- これからの多文化共生には若い人のエネルギーが大切。まずは若い人達のコミュニティづくりに、行政も力を入れてほしい。
- 地域の技能実習生など、文化の違いで理解できないことがある。お互いがあゆみ寄ることと理解した。