1.訪問の目的と趣旨
令和4年度に福井市との友好都市盟約締結20周年を迎えることを記念し、更なる両市・両市民間の交流の発展や、結城家の歴史にも深い関わりのある福井市の歴史・文化に対する理解を深めることを目的に実施しました。
訪問前の10月17日(月)に開催した結団式において選出された、秋葉節夫団長、長須秀雄副団長が率いる全32名の訪問団を結成し、10月22日(土)及び23日(日)の一泊二日の行程で実施しました。
訪問時は新型コロナウイルス感染症の拡大状況も落ち着きをみせており、感染症拡大防止対策を取りながら、事業を実施しました。一泊二日のバス利用によるハードスケジュールでしたが、訪問団員同士の交流も深めることができ、天候にも恵まれ充実した訪問となりました。
2.日程
令和4年10月22日(土)~23日(日) 1泊2日
3.行程
10月22日(土)
結城市役所発~昼食(福井市内)~一乗谷朝倉氏遺跡(復原町並・一乗谷朝倉氏遺跡博物館見学)~啓蒙公民館(啓蒙地区との交流会)~宿泊
10月23日(日)
宿泊先発~福井県自治会館(福井市西行副市長表敬・啓蒙地区文化祭参加・小田林本田寺内お囃子会の演奏披露)~福井城址見学~昼食~結城市役所着
4.訪問の様子
10月22日は福井市到着後、戦国時代に繁栄した朝倉氏の一乗谷遺跡と博物館を見学、福井市の歴史に触れ、理解を深める機会となりました。その後、啓蒙公民館を訪問し、これまでも深い交流を行ってきた地区の方との交流会を行いました。コロナ禍の影響で相互交流も困難な状況が続いておりましたが、お互い懐かしい顔ぶれにお会いできたことで、笑顔があふれる交流会となりました。
翌10月23日は、福井県自治会館へ向かい、福井市の西行副市長、吉川教育長をはじめとする福井市役所の方々との面会による表敬を行いました。その中では、友好都市としての両市の更なる関係の継続及び強化と、相互交流の継続について確認を行いました。
その後、同自治会館において啓蒙地区の文化祭への参加を行いました。文化祭においては、本市の無形民俗文化財に指定されている、長須秀雄会長率いる「小田林本田寺内お囃子会」が、伝統と迫力ある演奏を披露しました。その後、結城秀康公が建設した福井城址を訪れ、歴史ある石垣や城郭を肌で感じるとともに、敷地内に設置されている秀康公像を見学し、結城への帰路へ就きました。
訪問においては、行く先々で福井市の方々による、心のこもった手厚いおもてなしをいただきました。今回の訪問を一つのきっかけとし、福井市に対する理解とつながりに対する認識をさらに深め、結城秀康公の歴史に端を発したこの相互交流が、末永く続いていけるよう努めてまいります。