ドイトンプロジェクト
チェンライ県はミャンマーやラオスとともに「ゴールデントライアングル」といわれ、世界最大規模の麻薬・覚せい剤密造地帯として麻薬の原料「ケシ」の栽培が盛んでした。
そこでタイの王室は、ケシの代替作物としてコーヒーの栽培を提唱し、栽培のノウハウを農民たちに教えました。コーヒーの木を貸し付け、農民をオーナーとすることで、豆を加工することで生まれる利益を農民が手にできるようになりました。麻薬撲滅と同時に農民の生活も向上しました。
この取り組みはドイトンプロジェクトと呼ばれ、コーヒー豆はドイトンコーヒーとして製品化されています。
結城市とのつながり
平成15年から、本市の城西病院内に本部のある日本国際親善厚生財団が、タイのメーファールアン財団と協力してメーサイ病院への医療支援を開始しました。医療機器の支援、医療技術研修受け入れなどと共に、中古消防車寄贈なども行っています。
そして平成24年7月14日に、ドイトンコーヒーの日本1号店が城西病院内にオープンしました。
それにあわせてメーサイ市幹部やメーサイ病院関係者が来日し、7月13日、結城市役所に表敬訪問しました。
前場市長が「両市の末永い交流を願う」とあいさつすると、メーサイ市のサリヨン市長は「結城と交流を深めたい。メーサイにもお越しください」と応じました。
その後、両市の紹介や特産品の交換などを行い交流しました。
11月19日には、前場市長や須藤議長をはじめ、市議会議員や結城市国際交流友好協会の会員がメーサイ市を訪れ、姉妹都市盟約を締結しました。
国際親善姉妹都市盟約を締結
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サリヨン市長と前場市長 | メーサイ市と交流を深めました |