結城市内で、「クビアカツヤカミキリ」「ツヤハダゴマダラカミキリ」の生息が確認されています。
外来カミキリムシによる被害拡大を防ぐために、これらの外来カミキリムシや、樹木に大量の「フラス」を発見した場合は速やかに生活環境課まで情報提供をお願いします。
※クビアカツヤカミキリ、ツヤハダゴマダラカミキリによる人体への影響はありません。
結城市内での被害状況
クビアカツヤカミキリの特徴
・体長は2.5~4cm、成虫は全体的に光沢のある黒色で、胸部(クビ)が赤い
・成虫は5月末~8月に発生、樹木の幹や枝の割れ目に産卵する
・幼虫は樹木の中で2~3年かけて成長し、さなぎになる
・クビアカツヤカミキリが侵入した樹木からは麵状又は、おがくず状のフラス(木くずとフンからなるもの)が排出され、やがて枯れてしまう。
・樹に楕円状の穴がみられる。
ツヤハダゴマダラカミキリの特徴
・体長は2.0〜3.5cm、成虫は全体的に黒色で翅に約20個の白斑
・成虫は5月〜10月に羽化、樹木の上部や枝に産卵する
・幼虫は1〜2年かけて成長し、さなぎになる
・ツヤハダゴマダラカミキリが侵入した樹木は、上部から被害を受けることが多く、下部の葉が元気なまま枝先から枯れていく
・樹木上部に脱出孔または産卵痕がみられる
外来カミキリムシを発見した場合
○カミキリムシの成体は数キロ〜数十キロ先まで飛ぶ場合がありますので、被害拡大防止のため速やかに捕殺(足で踏みつぶすなど)してください。
※外来生物法により生きたまま持ち運ぶことは禁止されています。
○サクラの木で「フラス」を発見した場合は、以下の登録農薬を幼虫の侵入口にノズル等で噴射してください。
・ベニカカミキリムシエアゾール ・ロビンフット・ アクセルフロアブル
・園芸用キンチョールE ・マツグリーン溶剤2
○枯死してしまった樹木等に幼虫がいる可能性があります。樹木の移動にも注意が必要です。
※クビアカツヤカミキリに関する情報は、環境省作成チラシ(クビアカツヤカミキリ)(PDFファイル)をご覧ください。
※ツヤハダゴマダラカミキリに関する情報は、森林総合研究所作成チラシ(ツヤハダゴマダラカミキリ)(PDFファイル)をご覧ください。