○クビアカツヤカミキリ
幼虫が入り込んだ樹木からは、大量のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出されるので、目印となります。
◎クビアカツヤカミキリの特徴
・体長は2.5~4cm、成虫は全体的に光沢のある黒色で、胸部(クビ)が赤い
・成虫は5月末~8月に発生、樹木の幹や枝の割れ目に産卵する
・幼虫は樹木の中で2~3年かけて成長し、さなぎになる
・クビアカツヤカミキリが侵入した樹木からは麵状又は、おがくず状のフラス(木くずとフンからなるもの)が排出され、やがて枯れてしまう。
・樹に楕円状の穴がみられる。
◎クビアカツヤカミキリを発見した場合
○クビアカツヤカミキリの成体は数キロ先まで飛ぶ場合がありますので、被害拡大防止のため速やかに捕殺(足で踏みつぶすなど)してください。
※外来生物法により生きたまま持ち運ぶことは禁止されています。
○サクラの木で「フラス」を発見した場合は、以下の登録農薬を幼虫の侵入口にノズル等で噴射してください。
・ベニカカミキリムシエアゾール ・ロビンフット・ アクセルフロアブル
・園芸用キンチョールE ・マツグリーン溶剤2
○枯死してしまった樹木等に幼虫がいる可能性があります。樹木の移動にも注意が必要です。
※クビアカツヤカミキリに関する情報は、環境省作成チラシ(クビアカツヤカミキリ)(PDFファイル)をご覧ください。