計画策定の目的
本市は肥沃な土壌と豊富な水に育まれた里地を形成し,米をはじめ首都圏の生鮮野菜の供給基地として様々な農産物を生産するほか,美しい田園風景が人々の目を楽しませています。
しかし,日常生活や事業活動の中で発生する大気汚染や水質汚濁,騒音等の公害問題から,廃棄物や不法投棄問題,地球規模で発生する地球温暖化まで,様々な環境問題が顕在化しています。これらの問題の改善を図り,本市の環境を将来へ受け継ぐためには,市民一人一人が環境の大切さを深く理解し日常生活のあり方を見直し,真剣に取り組むことが重要です。
本計画は本市の環境の保全と創造に向けた環境行政を進める上での骨格を成し,長期的な目標と施策の方向性を示すとともに,結城市環境基本条例(平成24年結城市条例23号)で定める基本理念の実現を目的として策定します。
計画の位置づけ
本市における本計画の位置づけは,主に以下に示すとおりです。
・環境面において本市の最も基本となる計画であり,「第5次結城市総合計画」を環境面から具現化するための指針
・「結城市環境基本条例」に掲げる基本理念を具現化するものであり,環境の保全に関する目標及び施策の基本的な方向性を示すとともに,これに基づき,市の各部門において施策を立案・実施するための指針
▲計画の位置づけ,相互の関連性
計画の対象期間
本計画は平成25年度から平成32年度までの8年間を計画期間とし,見直しについては本市の環境を取り巻く状況の変化等を踏まえ,必要に応じて適宜実施します。
計画の対象とする環境
本計画の対象となる環境の範囲は,概ね以下のとおりです。
自然環境 |
私たちの身のまわりに存在する空気や土,生物など,生物の生存基盤となる環境 |
生活環境 |
私たちが生活・活動することにより何らかの影響を受け,新たに発生する環境 |
快適環境 |
生活空間の中の緑,音,かおり,親水空間など,ふれあいの中で快適と感じる環境 |
地球環境 |
地球温暖化など,地球的規模で変化・進行する環境 |
計画の対象主体
本計画の対象とする主体は,市民,事業者,滞在者※及び市とします。
※滞在者とは出張,観光・レクリエーション等による市内の一時滞在者及び通過者を指す
年次報告書
・平成25年,26年度年次報告書(関連書類ダウンロード参照)( PDF形式236KB )
・平成27年度年次報告書(関連書類ダウンロード参照)( PDF形式236KB )
・平成28年度年次報告書(関連書類ダウンロード参照)( PDF形式250KB )
・平成29年度年次報告書(関連書類ダウンロード参照)(PDF形式252KB )
・平成30年度年次報告書(関連書類ダウンロード参照)(PDF形式267KB)
・令和元年度年次報告書(関連書類ダウンロード参照)(PDF形式267KB)