2016年に「部落差別解消の推進に関する法律」が施行されました。特に近時は、これまでの部落差別に限らず、インターネット上に個人の名誉やプライバシーを侵害する書き込みがなされたり、差別を助長する表現の記載が増加したりしています。「ネットいじめ」等のように、インターネットの匿名性、情報発信の容易さを悪用した人権問題が、特に青少年を中心に生起しています。
「ホーム」は、2020年に茨城県が制作した人権問題啓発映画です。
この映画は、部落差別(同和問題)を主軸として、障がい者差別、外国人差別、性的指向及び性自認(LGBT等性的マイノリティ)による差別を各論の人権課題として取り上げています。これらの課題を解決するためには、人権問題が決して他人事ではないという自覚と、正しい認識により偏見を除去すること、差別をする人に「あなたは間違っている」と言える態度を育むことなど、様々な人権課題に関わる差別意識の解消につながる状態を描いています。
人権を尊重し、多様性を認め合う社会の実現に向けて、この映画をご視聴いただくことで、一人一人が「人権」を自分の問題として、そして日常の問題として考えるきっかけとなることを願います。
(人権問題啓発映画 活用手引の内容を一部変更して引用)
茨城県人権問題啓発映画「ホーム」を視聴したい方はこちら(茨城県教育委員会のサイトに移動します) 上映時間46分
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