ブックコーティングのやり方(カバーがついている本)

ブックコーティングのやり方をご紹介します。 カバーがついている本のコーティングになります。

カバーがついていない本のコーティングのやり方はこちら

ブックコーティングに使う道具

ブックコーティングの道具1・はさみ、カッター
以下、あれば作業がしやすいです。
・定規(本より長いものが使いやすいです)
・おしぼりタオル(ふきんなどでも大丈夫です)
・へら↓

 

ブックコーティングの道具3へらはアイスの棒などを加工して使っています。
本の修理にも使えます。

ブックコーティングの道具2コーティング用のフィルムです。 本の高さに合わせて使い分けています。
こちらは巻状のものですが、あらかじめ本の大きさにカットしてあるものもあります。
UVカット加工がされているので、日に焼けにくくなり、本も丈夫になります。

ブックコーティングの準備

ブックコーティングの準備11
本のカバーのそでの上下をななめに切ります。
フィルムをかけたときに、カバーのそでがめくれるのを防ぐためです。

 

ブックコーティングの準備22
本の見開きを見て、カバーのそでがじゃまになるような時は、↓

 

ブックコーティングの準備33
そでの部分を切り取ります。
1と同じく、端を少しななめに切っておくと、そでのめくれを防ぐことができます。
※そでを切り取らずに残しておくやり方もあります。

 

ブックコーティングの準備44
コートフィルムを本の大きさに合わせて切ります。
表紙の幅+背表紙の幅+裏表紙の幅+折り返し分です。
折り返し分の長さは、上下左右各2センチメートルから3センチメートルあると十分です。

 

ブックコーティング開始!!

ブックコーティング11
コートフィルムの折り返し分を折り、線をつけます。

 

ブックコーティング22
本の天地(上下)も、本にあわせて折り線をつけておくと、フィルムを貼るときにずれません。

 

ブックコーティング33
フィルムを少しはがして、折り線と本の角を合わせて貼ります。

 

ブックコーティング44
はじからゆっくり「はくり紙」をはがしながら、フィルムを貼っていきます。
定規やおしぼりタオルを使って、押さえていくように貼っていくと、空気が入らずにうまく貼れます。

 

ブックコーティング55
上下とも、折り返し分のフィルムにななめに切りこみをいれます。
背表紙から2センチメートルくらいが目安です。

 

ブックコーティング66
表紙を開いて、フィルムを貼ります。
折り返し分の貼り方はこちらです。

 

ブックコーティング77
本を閉じて、背表紙にもフィルムを貼っていきます。
丸みがあるので、丁寧に貼らないと空気が入ってしまいます。

 

ブックコーティング88
裏表紙も同じように、はじから「はくり紙」を少しずつはがしながらフィルムを貼っていきます。

 

ブックコーティング99
5と同じく、背表紙から2センチメートルのところにななめに切り込みをいれます。

 

ブックコーティング1010
いったん本のカバーを開いて、9でできた折り返し分のあまりを中に折りこみます。
あまりを折りこまずに切り取るやり方もありますが、中に折りこんだほうが丈夫になります。

 

ブックコーティング1111
カバーをかけ直して、裏表紙を開き、6と同じようにフィルムを貼ります。
折り返し分の貼り方はこちらです。

 

ブックコーティング1212
できあがり!!

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  • 2022年3月1日
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