利用状況

 2004年、ゆうき図書館の開館にともない閉館した旧公民館図書分室の本約40,000冊を、市内の各小中学校に配布し、翌2005年にゆうき学校図書館が開館しました。

 しかし、もともと各小学校にあった本はデータ化されていなかったため、バーコードを貼ったりコーティングをしたりして少しずつ整備を始めました。

 ゆうき学校図書館が開館して2年目の2006年度から3年間、文部科学省より「学校図書館支援センター推進事業」の指定を受け、各小学校にあった蔵書の整理とデータベース化をすすめてきました。

 利用者数や貸出冊数を見ていくと多少の増減はありますが、昨今言われている子どもの読書離れを鑑みると市内の子どもたちはたくさんの本に親しんでいることがわかります。

 また、統計だけでは分からないところではありますが、学校図書館では本を借りなくても自分の居場所として「ほっ・・」としている児童をみかけることがあります。

 様々な利用ニーズに応えられ、未来に羽ばたく児童・生徒が豊かな感性や情緒を育むことが出来るように、学校図書館が担っていく役割の大切さを感じます。

 2020年からコロナ禍による利用数の減少など影響が多くありました。休み時間などには利用者数の制限を行い、換気や消毒といった感染対策をするなど、各学校図書館で工夫をしながら運営していました。2023年度からは、児童の利用も戻りはじめ、積極的に読書に親しんでもらえているようです。

 下の表は、データベース化された本の利用状況をまとめたものです。 

結城市内の学校図書館(小学校)の利用状況

年度 のべ利用者数 貸出数合計 小学校児童数 一人あたり年間貸出数
2005(平成17)年度 30,637人 62,164冊 2,852人 21.8冊
2006(平成18)年度 49,511人 88,558冊 2,875人 30.8冊
2007(平成19)年度 62,546人 108,485冊 2,839人 38.2冊
2008(平成20)年度 61,868人 112,758冊 2,867人 39.3冊
2009(平成21)年度 57,332人 117,390冊 2,888人 40.6冊
2010(平成22)年度 65,456人 147,127冊 2,854人 51.6冊
2011(平成23)年度 64,939人 143,355冊 2,895人 49.5冊
2012(平成24)年度 64,740人 142,829冊 2,825人 50.6冊
2013(平成25)年度 63,882人 143,479冊 2,802人 51.2冊
2014(平成26)年度 63,101人 140,609冊 2,815人 49.9冊
2015(平成27)年度 52,897人 134,531冊 2,813人 47.8冊
2016(平成28)年度 58,292人 132,184冊 2,772人 47.7冊
2017(平成29)年度 60,349人 140,339冊 2,747人 51.1冊
2018(平成30)年度 61,367人 140,312冊 2,739人 51.2冊
2019(令和元)年度

58,190人

133,924冊

2,681人

50.0冊
2020(令和2)年度 55,240人 132,798冊 2,565人 51.8冊
2021(令和3)年度 57,752人 153,379冊 2,516人 61.0冊
2022(令和4)年度 61,689人 168,236冊 2,485人 67.7冊
2023(令和5)年度 60,663人 171,013冊 2,421人 70.6冊

 

※2005年度は週1日開館、2006年度以降は週2日開館しました。(拠点校は週4日開館)
※2011年度より、全小学校とも週4日開館となりました。
※2013年度夏に学校図書館用業務システム(大規模校2台、中小規模校1台)が入りました。
 その後2017年度に学校図書館業務システムが新しくなり、中小規模校にも2台設置されました。
※現在、月に数回、学校司書が中学校へ出向き、データベース化をすすめています。

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