結城市学校適正配置等に関する提言書について

結城市学校適正配置等に関する提言書について（令和4年1月）

　小学校及び中学校の適正な配置及び規模並びに小中一貫教育の実施について、児童及び生徒に対するより良い教育環境を整備し、充実した学校教育を実施するため、結城市学校適正配置等検討委員会において検討を進めてまいりました。

　この度、結城市学校適正配置等検討委員会から結城市教育委員会に対して、学校適正配置等に関する提言書が提出されましたのでお知らせします。

• 結城市学校適正配置等に関する提言書 [PDF形式／1.08MB]
• 別冊：第1回学校適正配置に関するアンケート調査【結果報告書】 [PDF形式／2.4MB]
• 別冊：学校適正配置に関するアンケート調査（四ツ京地区、絹川地区）【結果報告書】 [PDF形式／275.81KB]
• 結城市学校適正配置等に関する提言書（概要版） [PDF形式／914.97KB]

結城市学校適正配置等検討委員会では、「10年後の結城市立小・中学校のあり方」について、適正規模・適正配置の検討を重ね、その結果をとりまとめたので次のとおり提言します。

【適正規模について】

　小学校においては、多様な考え方を持つ児童が出会い、その中で社会性、協調性を培い、お互いに学びふれあい切磋琢磨しながら人間関係を形成していくことが重要であるため、クラス替えが可能な12～18学級（1学年2～3学級）を望ましい適正規模とする。

　中学校においては、小学校と同様、様々な人間関係に配慮した学級編制や教科指導の充実を図るためのバランスの取れた教員配置が可能であり、部活動や学校行事においても切磋琢磨する環境を作ることができる9～18学級（1学年3～6学級）を望ましい適正規模とする。

【適正配置について】

　現在、小学校では9校中3校が、中学校では3校中2校が望ましい適正規模となっているが、小学校6校で小規模校となっており、また、中学校1校で適正規模を超える大規模校となっている。このため、小・中学校ともに望ましい適正規模の学校を念頭に置いた適正配置を検討していくものとする。

　ただし、単に現在の学校の規模だけではなく、学校を取り巻く様々な現状や児童生徒数のより詳細な将来予測等を踏まえ、将来に向けて学校の良好な教育環境を維持していくという長期的な視点に立ち、学校の望ましい適正規模を安定的に維持できるようにすることを念頭に置く必要がある。

【今後の適正規模・適正配置の検討を進めるに当たって】

　今後、小学校と中学校の連携をさらに強化し、いわゆる「中1ギャップ」の緩和や思いやりや助け合いの心を育み、学習意欲の向上が期待できる「小中一貫教育」を推進した学校運営を図っていくことが必要である。

　また、検討に当たっては、児童生徒や保護者、地域等の方々からの期待に応えられるような、より魅力的な学校とするよう努めることや、適正配置による児童生徒等への影響もできるだけ少なくするよう、様々な配慮が必要である。

　特に、通学時の安全確保や通学時間の短縮などを考慮した、スクールバス等の導入や統廃合後の学校施設の利活用の検討が必要である。

1　結城南中学校区の適正規模化

　結城南中学校区にある5つの小学校（絹川小・江川北小・江川南小・山川小・上山川小）を統合し、結城南中学校との小中一貫教育に適した位置に新設校を設置する。

2　結城中学校区の適正規模化

　結城中学校区にある城南小学校、城西小学校を、校地を城南小学校として統合する。（令和10年度以降）

3　結城中学校区・結城東中学校区の学区再編

　継続して検討する。

4　結城南中学校区・結城東中学校区の学区再編

　継続して検討する。

結城市学校適正配置等に関する中間報告について（令和3年9月）

　　結城市適正配置等検討委員会において学校適正配置等に関する中間報告がまとまりましたのでお知らせします。

　　※方策案は中間報告時点での内容であり、提言書の内容と異なります。

• 結城市学校適正配置等に関する中間報告書 [PDF形式／2.87MB]
• 結城市学校適正配置等に関する中間報告書（概要版） [PDF形式／1.96MB]

学校適正配置等に関する中間報告の具体的方策案

　※方策案は中間報告時点での内容であり、提言書の内容と異なります。