1.目的
本プロジェクトは、結城市制70周年を記念する事業の一環として、28歳~38歳の職員を中心とした「結城市未来デザインチーム」を組成し、30年後に100周年を迎える本市において、想定される課題の整理とそこから目指すべき将来世代やわたしたちの未来について議論を行い、その結果を提言書(タイムカプセル)として作成することを目的として実施しました。
提言書には、縮小する近未来を現実的に洞察したときに、「わたしたちは今何を考えておくべきなのか」について議論した結果を分野別に集約して作成し、「第6次結城市総合計画策定委員会」に提出を行いました。
2.実施方法
本プロジェクトでは、チームメンバーをX・Y・Zの3グループに分け、これからのまちづくりを担っていく次世代の職員が、組織の枠組みを超えて集い、横断的に意見を交わすグループワークを中心に作業を行いました。グループワークに取り組むにあたっては、本市と包括連携協定を締結している白鷗大学の支援のもと、同大学経営学部の小笠原教授による講義を受講し、本市の現状と30年後の未来について、理解を深めました。
また、現代のライフスタイルやメンバーのニーズに沿った試みとして、オンラインプラットフォーム「Liqlid」をはじめとした、デジタル技術の活用を積極的に行いました。時間や場所にとらわれることなく、Web上で意見交換を行いながら議論を深めることで、効率的に提言書を作成しました。
3.開催状況
【第1回】
令和6年12月5日(木) 午後2時00分~午後4時00分
■内容
・キックオフミーティング
・講義(講師:白鷗大学経営学部 小笠原 伸 教授)
・オンラインプラットフォーム「Liqlid」
・ブレインストーミング(創造の発散)
【第2回】
令和7年1月22日(水) 午後2時00分~午後4時00分
■内容
・前回(Session1)の振り返り
【ワークセッション】
「わたしたちが目指すべき30年後の未来について」
「どうすればわたしたちは目指すべき未来をデザインできるのか」
【第3回】
令和7年2月19日(水) 午後2時00分~午後4時00分
■内容
・前回(Session2)の振り返り
・タイムカプセルについて
【ワークセッション】
「どうすればわたしたちは目指すべき未来をデザインできるのか(テーマの追加)」
4.提言書
令和7年3月19日に、これまで重ねてきた議論の成果物として作成した「提言書」について、第6次結城市総合計画後期基本計画策定委員会に対して発表を行うとともに、小林市長へ提出を行いました。提言内容については、後期基本計画策定における施策の立案等において考慮してまいります。
若手職員未来デザインチーム提言資料 [PDF形式/2.08MB]