1.目的
第6次結城市総合計画後期基本計画の策定過程において、市民の声を広く聴取し、施策の立案や主要事業検討の際に参考とする取組の一環として、本ワークショップを企画・実施しました。
様々な形で地域に関わる方の参加によるワークショップ形式とすることで、参加者同士の新たなつながりが生まれるきっかけとなることや、自由な意見交換を通して斬新な発想や企画を創出するとともに、参加者がまちづくりを自分事として捉えるきっかけづくりの場となることを期待しました。
2.実施方法
本ワークショップでは、「結城を未来につなぐ」次世代を担う立場の方々からの考え方や意見を集めるため、市民または本市へ通勤・通学する18歳以上50歳未満の方を対象とし、公募を含む18人のメンバーにより実施しました。
また、現代のライフスタイルやメンバーのニーズに沿った新しい試みとして、オンラインプラットフォーム「Liqlid」を導入しました。これは、時間や場所にとらわれることなく、Web上で投稿された他者の意見を参照しながら、自身の意見を投稿し、議論を行うことができるものです。本市のまちづくりにおける課題探しや、議論の結果をまちづくりに関する「提案書」としてまとめていく作業において活用しました。
3.開催状況
【第1回】
令和6年12月19日(木) 午後6時30分~午後8時30分
■内容
・総合計画について
・市民ワークショップの目的・進め方について
・講義「結城市を取り巻く現状について」
(講師:白鷗大学経営学部 小笠原 伸 教授)
・オンラインプラットフォーム「Liqlid」について
【グループワーク】
・自己紹介・アイスブレイク
・結城市の「いいトコロ」「もうちょっとなトコロ」
【第2回】
令和7年1月26日(日) 午後1時30分~午後4時00分
■内容
・第1回の振り返り
・結城市の人口に関する分析
・Well-Being(地域幸福度)について
【グループワーク】
・結城市の“改善すべき課題”って何だろう?
・課題解決のための“提案”を考えてみよう!
・検討結果の発表
【第3回】
令和7年3月5日(木) 午後6時30分~午後8時30分
■内容
・第2回の振り返り
【グループワーク】
・課題解決に向けた“提案”をまとめよう
・提案内容の発表
4.提案書
令和7年3月28日に、3回のワークショップの成果物として作成した、本市のまちづくりにおける課題の解決に向けた「提案書」を、小林市長に対して提出を行いました。提案内容については、後期基本計画策定における施策の立案等において考慮してまいります。