○新水道ビジョンとは
結城市水道事業では、安全で安心できる水を安定的に届けることができるよう、平成20年度から平成38年度までの水道事業の方向性を示した「結城市水道ビジョン」を平成20年3月に策定し、基本計画に基づき事業を推進してきました。
しかし、近年では人口減少や節水型機器の普及等による水需要の減少とともに、給水収益も減少しつつあります。一方で老朽化した水道施設の更新、東海地震や首都直下型地震等の大規模地震に備えた耐震化に多額の財源が必要となってきており、今後も中長期にわたって水道事業が持続可能であるかについて検討が必要な状況になっています。
こうした事業環境の変化を踏まえて、本水道事業では、将来にわたって安定的に水道事業を継続していくことが可能になるように、目指すべき将来像とその実現に向けた具体的な施策を示すとともに、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を包括した「結城市新水道ビジョン」を新たに策定しました。
