- 茨城県内で初となるマダニによる感染症(SFTS)の患者が確認されました。(令和7年8月7日茨城県発表)
ダニ媒介感染症とは
- ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの感染症のことです。中には死亡例が報告されているものもあります。
- 人が野外作業や農作業、レジャー等で、ダニの生息場所に立ち入ると、ダニに刺されることがあります。
- ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。
- ペットにマダニが寄生することがありますので、ペットの健康状態にも気をつけましょう。
- ダニ媒介感染症について、詳しくは茨城県のホームページをご覧ください。
野外作業やレジャー時には注意が必要です
マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに刺される危険性が高まります。
キャンプや山登り、農作業・草刈り、山中での作業の際などで、マダニが多く生息する草むらや藪などに入る場合には、以下のことに注意してダニに刺されないようにしましょう。
服装 |
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虫除け剤 |
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入浴と確認 |
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マダニに刺されてしまったときは
マダニに刺されても自覚症状がないことが多く、気が付かない場合が多いとされています。皮膚に吸着したマダニを無理に取ろうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿してしまうことがあります。
マダニに刺されたら無理に取らず、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)を受けてください。
マダニを除去した後は、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状がある場合には医療機関で診察を受けてください。またその際は、屋外で活動した日時と場所などを医師に伝えるようにしましょう。
出典:厚生労働省ホームページ:ダニ媒介感染症