クーリングシェルターを開設しました
- 市では、熱中症による健康被害を防止し、市民の生命と健康を守るため、市内の公共施設をクーリングシェルターとして開設しました。
- クーリングシェルターは、熱中症警戒アラート運用期間に一時的に暑さをしのぐ場所として誰でも利用できます。
詳しくは右の図をクリックしてご確認ください。
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことを指します。屋外で活動しているときだけでなく、屋内で過ごしていても発症することがあり、場合によっては死亡してしまうこともあります。
熱中症予防のポイントを正しく理解し、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症警戒アラート/熱中症「特別」警戒アラート
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。環境省と気象庁が連携して運用しています。
令和6年度から新たに「熱中症特別警戒アラート」が設けられました。
発表されている日は、熱中症にかかる危険性がとても高くなりますので、不必要な外出は控え、エアコンの効いた室内で過ごすなど、いつも以上に熱中症予防につとめましょう。
このような症状があったら熱中症を疑いましょう
軽度 | めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない |
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中度 | 頭痛、吐き気、身体がだるい、虚脱感 |
重度 |
意識がない、けいれん、高い体温、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ歩けない |
こんな方は特に注意が必要です!
(1) 高齢者
熱中症患者の約半数は65歳以上の高齢者です。暑さや喉の乾きに気づきにくい傾向がありますので、室内でも熱中症になることがあります。
(2) 乳幼児
乳幼児は体温調整機能が十分に発達しておらず、晴れた日は地面に近づくほど気温が高くなるため大人以上に暑い環境にあります。
(3) 肥満傾向の方
(4) 体調の悪い方
(5) 持病のある方
(6) 暑さに慣れていない方
熱中症になった時の応急処置
熱中症が疑われる人を見かけた場合は以下の応急処置を行います。
呼びかけに応えるとき | 呼びかけに応えないとき |
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(1)涼しい場所へ避難させる (2)衣服をゆるめ、体を冷やす (3)水分や塩分を補給する |
(1)救急車を要請する (2)涼しい場所へ避難させる (3)衣服を脱がせ、体を冷やす (4)医療機関に搬送する |
水を自力で飲めない、意識がない、または症状が改善しない場合は直ちに救急車を呼びましょう!
熱中症の予防方法
暑さを避ける
- 扇風機やエアコンで室温を調整
- 外出時には、日傘や帽子で直射日光を避ける
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 通気性の良い、吸湿・速乾の衣服を着用
こまめな水分補給
- 喉が乾かなくてもこまめに水分補給
- 汗をかいた時は塩分の補給も忘れずに
体調管理に注意する
- こまめな体温測定(特に高齢者、乳幼児)
- 体調の悪い日は外出を避ける
- 睡眠を十分にとり、バランスの良い食事を