公共工事における法定福利費(現場労働者に係る雇用保険、健康保険及び厚生年金保険の保険料の事業主負担分)については、公平で健全な競争環境を構築し、建設業の担い手を育成・確保するため、請負代金の中で確保され、適正に支払われるようにする必要があります。
建設業者の皆さまには、法定福利費が適切に支払われるための取組みとして、工事請負契約の締結後に法定福利費を明示した請負代金内訳書を提出いただくこととなります。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
請負代金内訳書の提出
- 契約締結後、工程表とあわせて「法定福利費」を明示した請負代金内訳書を担当課へ提出してください。
- 法定福利費とは、現場労働者に係る雇用保険、健康保険及び厚生年金保険の保険料の事業主負担分をいいます。
- 社会保険の種類毎に明示せず、まとめて明示することで差し支えありません。
- 工事費目(直接工事費、現場管理費等)毎に法定福利費を内訳明示せず、請負代金総額に対して内訳明示することで差し支えありません。
対象となる契約
全ての工事請負契約
実施期間
令和7年11月以降の契約から
参考リンク
- 【各専門工事業団体の作成した業種ごとの「標準見積書」】<外部リンク>(国土交通省)(外部サイトへリンク)
- 【建設業の社会保険未加入対策について】<外部リンク>(国土交通省)(外部サイトへリンク)