食品ロスとは?
食べられるのに捨てられている食品のことです。
日本では、年間約600万トンの食品ロスが発生しており、そのうちの半分は家庭から発生しています。日本人一人あたりに換算すると、年間約50kg、毎日お茶碗約1杯分(約130g)の食べ物を捨てている計算になります。
食品ロス削減のためには、家庭での取り組みが重要です。
買い物前に手持ちの食材と期限を確認する
まずは家の中のどこに、どんな食材・食品があるかを把握しましょう。冷蔵庫、冷凍庫、食品庫、床下収納など期限表示とあわせて確認してみましょう。確認に時間をかけられない時は、携帯・スマートフォンで撮影し買い物時に確認することも効果的です。
家にある食材を優先的に使うことを考える
家にある食材を使った献立を考えてみましょう。食材名を入力してレシピを検索することもオススメです。
使いきれる分だけ買うようにする
今日使うもの、補充する食材など、メモを活用して使い切れる分だけ買いましょう。お腹が空いていると必要以上に買い物してしまうと言われているため、買い物に出かける際は空腹時を避けましょう。
人や社会、環境に配慮して買い物する
すぐに食べる予定の食品は、商品棚の手前から購入するようにしましょう。消費期限や賞味期限が近いものが売れ残ると、結局食品ロスになってしまいます。また、手前に置かれた食品には、値引きシールやポイント還元などの特典がついている場合がありますので、手前からとることで食費の節約につながることもあります。
- 食品ロス削減に関する関連リンク(消費者庁)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/