消費者庁より,「ブラインド等のひもの事故」に関する注意喚起がございました。
(消費者庁発表より抜粋)
家庭におけるブラインド類やスクリーン類のひも部分,カーテン留め等のひも状部分は,子供の首に絡まり,窒息して死に至る危険性があります。厚生労働省「人口動態調査」の調査票情報を入手・分析したところ,平成22年から26年までの5年間で3件の死亡事故(5歳未満)が確認されました。また,経済協力開発機構(OECD)が実施した調査によると,世界15か国で250件以上の死亡事故が把握されています。
子供が過ごす部屋のブラインド等には,ひも部分がない等の安全性の高い商品を選びましょう。また,既にひものあるブラインド等を設置済みの場合は,クリップを取り付けて,子供の手の届かない位置にひもをまとめましょう。
OECDは,平成28年6月23日から30日までを「ブラインド等窓カバーのひもの安全性に関する国際啓発週間」としました。日本,米国,EU,オーストラリア等の25の国と地域が参加し,啓発に取り組みます。
消費者への注意喚起
(1)安全性の高い商品を選びましょう。
(2)ひもの安全対策が施されていない商品では,クリップ等でひもをまとめましょう。
(3)ソファやベッドをブラインド等のひもの近くに設置しないようにしましょう。