低温やけどにご用心! 見た目より重症の場合も…

事例1

こたつで就寝し朝起きると,足の指から出血しており,やけどに気付いた。

左足の親指と人差し指を切断し,中指は皮膚移植を行うほど重症だった。

事例2

腰にカイロを貼り,電気毛布のスイッチを付けたまま就寝した。翌朝カイロをはがすと「痛痒さ」があったので,皮膚科を受診したところ,皮がむけており皮膚の深い部分までやけどをしていると言われた。

ひとことアドバイス

  • カイロやこたつ,電気毛布など,暖かく感じる程度の温度でも,長時間皮膚が接することによって「低温やけど」が起きます。高齢者は若年者に比べて皮膚が薄く,運動機能や感覚機能が低下しているため,重症となりやすく,特に注意が必要です。
  • 低温やけどを防ぐためには,長時間同じ部位を温めないことが重要です。
  • 低温やけどは痛みも少なく,一見軽そうに見えますが,見た目より重症の場合があります。早めに医療機関を受診しましょう。

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  • 【更新日】2016年1月12日
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