鈴木新平商店
-国登録有形文化財- 建造物
□ 鈴木新平商店
登録年月日 |
平成26年12月19日 |
所在地 |
大字結城字浦町 |
年代 |
明治 |
員数 |
3棟 |
鈴木新平商店はもと加賀屋と称し、江戸後期に加賀国金沢から移り住んだ呉服問屋とされています。登録されている見世蔵、文庫蔵、座敷棟の3棟は、文庫蔵の棟札などから明治16(1883)年に建設されたと考えられます。
○鈴木新平商店見世蔵 1棟(土蔵造2階建、瓦葺)
切妻・平入りの2階建桟瓦葺で、通りに西面して建ちます。桁行3間半・梁間2間半、全面に半間の下屋庇を設け、土蔵造・灰色(かつては黒漆喰)の外壁で囲んだ典型的な江戸型の見世蔵形式になっています。
○鈴木新平商店文庫蔵 1棟(土蔵造2階建、瓦葺)
見世蔵の脇に灰色(かつては黒漆喰)の妻壁を見せた袖蔵形式の文庫蔵で、切妻・平入りの2階建・桟瓦葺です。桁行2間1尺・梁間1間4尺の比較的小規模な土蔵です。
○鈴木新平商店座敷棟 1棟(木造平屋建、スレート葺)
見世蔵の東側に板の間を経て2室からなる座敷棟が残っています。切妻・平屋・桟瓦葺で、東側及び北側の縁側部分を下屋庇としています。
※結城市・結城市教育委員会 編 『結城の町並み−伝統的建造物群保存対策調査報告書−』 2020 より
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メールでのお問い合わせはこちら- 2016年8月31日
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