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市指定文化財 彫刻(詳細)

有形文化財の部 -彫刻-

1 銅造阿弥陀如来坐像(常光寺)

銅造阿弥陀如来坐像(常光寺)

 常光寺の入り口にある大きな阿弥陀如来座像は,像高約2メートル,結跏趺坐し,両手は阿弥陀の定印を結んでいます。
 この阿弥陀如来座像は,いつ頃造られたのかははっきりとわかりませんが,永禄9(1566)年,結城晴朝の兄である小山秀綱の発願によって修理が行われ,土塔(小山市)の台地に安置されたという記録が残っています。その後,戦国時代の合戦の中で,流れ弾が仏像の背中にあたり,その傷痕がいまでも転々と残るなど,永く荒廃していた仏像を,寛永7(1630)年頃,常光寺で引き取り,現在の場所に安置されたといわれています。

年代 不詳(室町時代か?)
数量 1躯
指定年月日 昭和38年10月1日
所在地 結城市大字結城(白銀町)
管理者 宗教法人常光寺

 

2 木造結城政勝像

木造結城政勝像

 観音町にある御影堂は,結城家16代政勝をまつったものです。政勝の仁徳を慕った町民たちは,政勝の遺髪を植えた木像を安置し,御影堂と呼んでいましたが,火災にあい消失してしまいました。御影堂と木像は明治になって,政勝の偉徳をしのぶ人たちによって再建されました。

年代 明治時代
数量 1躯
指定年月日 昭和39年9月1日
所在地 結城市大字結城(観音町)
管理者 宗教法人華蔵寺

 

3 木造大黒天像

木造大黒天像

 大輪寺の大黒天は,左肩に大袋を負い,右手には打ち出の小槌を持っており,水晶の玉眼と蓮華座(蓮の葉を伏せた形状の台座)の上に立っているのが特徴です。江戸時代中期以降になると,蓮華座から米俵の上に立つものに変わりました。

年代 江戸時代初期
数量 1躯
指定年月日 昭和43年9月9日
所在地 結城市大字結城(戸野町)
管理者 宗教法人大輪寺

 

4 貴船神社本殿彫刻

貴船神社本殿彫刻

貴船神社は康元年間(1256~1257)に創建され,本殿は江戸時代中頃に再建されたものとみられます。彫刻は正面板壁,柱にあります。板壁の彫刻は漢土の故事(本朝二四孝の一部)を一枚板に精巧な技法により施されたものです。

年代 江戸時代中期
数量 1棟
指定年月日 昭和43年9月9日
所在地 結城市大字結城(宮の下)
管理者 宗教法人貴船神社

 

5 木造結城朝光像

木造結城朝光像

 称名寺にある結城朝光の像は,横78センチ,縦63センチ,衣冠束帯の姿で,右手に笏,左手には小太刀を持っています。

年代  
数量 1躯
指定年月日 昭和46年9月11日
所在地 結城市大字結城(浦町)
管理者 宗教法人称名寺

 

6 木造釈迦如来坐像

木造釈迦如来坐像


 七重蓮華座に結跏趺坐し,両手は腹部中央で重ね定印をとっています。これは菩提樹下で降魔常道に入った姿(悟りの境地に達した釈迦如来の姿)をあらわしており,禅宗の本尊像として祀られることが多くあります。脇侍は,向かって右手は文殊菩薩像で金色の獅子に,向かって左手の普賢菩薩像は白象に座しています。これら三尊像は,山川水野家2代忠善が亡くなった際,その冥福を祈るために造立されたものです。
 像高は42センチあり,寄木造で,肉身部は金泥(金粉を膠で溶いた絵具を用いる方法)で着色されています。衣部は漆箔で文様が施され,目は玉眼で,京都の仏師の作と考えられています。

年代 江戸時代
数量 1躯
指定年月日 昭和46年9月11日
所在地 結城市大字大木
管理者 宗教法人東光寺

 

7 木造弁財天坐像

木造弁財天坐像

 高さ約50センチ,幅28センチ,奥行き14.8センチの木造で,足利将軍より賜ったものと伝えられています。当時衰亡に瀕していた幕府が軍使の見返りとしてこのような品を賞与したのではないかと考えられています。

年代  
数量 1躯
指定年月日 昭和48年3月12日
所在地 結城市大字結城(西の宮)
管理者 個人

 

8 銅造虚空蔵菩薩坐像

銅造虚空蔵菩薩坐像

 釈迦堂の秘仏とされる虚空蔵菩薩座像は,結城家16代政勝の念持仏であったと伝えられています。高さは37センチで,穏やかな表情に,頭上には五仏奉安の宝冠をいただき,両手には三果を盛った盆を座上にのせており,衣文の刻みも深い高雅な銅像仏です。

年代 室町時代
数量 1躯
指定年月日 昭和49年4月26日
所在地 結城市大字結城(永横町)
管理者 宗教法人釈迦堂

 

9 狛犬

狛犬


 狛犬とは,獅子の形に似た動物の像で,神社の神殿の縁側や前庭に置かれることが多く,魔除けの守護神とされています。口を開いた阿形(あぎょう・写真右)と,口を閉じた吽形(うんぎょう・写真左)の左右一対になっておます,阿形は高さ約58センチで肩のところに巻髪があり,右前足を踏み出しています。吽形は高さ約54センチ,頭上に一本の角があり,肩のところに髪を細めになびかせています。
 この狛犬は,伝承によれば江戸時代の万治2(1659)年,赤荻長左衛門が,結城天王宮(=牛頭天王社,現在の健田須賀神社)へ奉納したものとされ,宝暦3(1753)年6月と,安政4(1857)年6月に修復が行われています。

年代 江戸時代
数量 1対
指定年月日 昭和52年3月4日
所在地 結城市大字結城(浦町)
管理者 宗教法人健田須賀神社

 

10 獅子頭

獅子頭


 獅子頭とは,獅子舞に使用する獅子の頭部をかたどったものです。 
 本件は一対が指定され,一方(写真右)は高さが54.5センチで,頭上に一本角があり,耳下になびき髪をつけています。もう一方(写真左)は高さ50センチで,頭上に宝冠をいただき,耳下に巻髪をつけ,鼻先は黒色です。箱書きによれば室町時代の「大永2(1522)年作之同六月奉納・・・」とありますが,その後の江戸時代の元文4(1739)年修復が行われたと記録されるなど,補修などによって原型がかなり変更されていると考えられ,現在の表情・作風は江戸時代初期の様相を示しています。

年代 室町時代
数量 1対
指定年月日 昭和52年3月4日
所在地 結城市大字結城(浦町)
管理者 宗教法人健田須賀神社

 

11 木造毘沙門天立像

木造毘沙門天立像


 寄木造で,像高は30センチです。毘沙門天とは十二天,四天王,七福神のひとつで,多くの夜叉を配下とし,人間世界の北方を守り,財宝を管理する護法善神です。その姿は怒りの形相で甲骨をつけ,左手に宝塔,右手に宝棒を持つのが一般的です。しかし本像は作者の意向からか怒りの形相もかなり穏やかで,二夜叉鬼ではなく蓮台の上に立っています。

年代  
数量 1躯
指定年月日 昭和52年3月4日
所在地 結城市大字結城(西の宮)
管理者 宗教法人光福寺

 

12 木造阿弥陀如来立像

木造阿弥陀如来立像

 高さ98センチ。寄木造で,蓮台に立ち,放射光背を有し,印相は来迎印(右手を上げて左手を下げて共に手の平を前に向け,それぞれの手の親指と人差し指(または中指,薬指)で輪を作る)です。西勝寺の開山である松山明道師が創建時に入仏したと伝わります。

年代  
数量 1躯
指定年月日 昭和53年4月11日
所在地 結城市大字武井
管理者 宗教法人西勝寺

 

13 木造阿弥陀如来半跏像

木造阿弥陀如来半跏像


 木造の寄木造で,像高は51.5センチ,座高は35センチ,左手先と左足は別に造られて組み合わされています。顔や胸部などの肉身部には漆を塗った上に金箔が貼られ,眼には玉眼が入れられています。 本像は,平安時代末期から鎌倉時代初期に造られたものであると考えられ,市内における木造の仏像では最古のものです。左足を踏み下げ,右足を折って座る半跏像の形態もまた,珍しいものです。

年代 平安時代末期
数量 1躯
指定年月日 平成16年4月30日
所在地 結城市大字今宿
管理者 宗教法人長徳院

 

14 木造普賢菩薩像

木造普賢菩薩像

 市の指定文化財となっている釈迦如来坐像の脇侍として造られたもので,像高22.5センチで白象の上に坐しています。

年代 江戸時代(延宝5年)
数量 1躯
指定年月日 平成20年3月31日
所在地 結城市大字大木
管理者 宗教法人東光寺

 

15 木造文殊菩薩像

木造文殊菩薩像

 普賢菩薩像とともに釈迦如来坐像の脇侍として造られたもので,像高は23センチ,金色の獅子の上に座しています。

年代 江戸時代(延宝5年)
数量 1躯
指定年月日 平成20年3月31日
所在地 結城市大字大木
管理者 宗教法人東光寺

 


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