払子
ほっす
県指定文化財 工芸品 No.1
払子は,もともとインドでは蚊などの虫を払う道具でしたが,おもに禅宗で説法時に威儀を正すために用いられ,のちに各宗でも法会の際に高僧の持つ法具となりました。
本品は安穏寺を開いた源翁心昭(1326~1396年)が所持していたと伝えられます。源翁は,那須で人や鳥獣に害を与えていた殺生石を砕き,退治した禅僧として知られており,このことから石を砕いたりする鎚のことを「げんのう」というようになったというエピソードを持つほど親しまれた和尚であります。
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メールでのお問い合わせはこちら- 2020年3月3日
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