市指定文化財 有形文化財の部 ー工芸品ー
1 経筥

大輪寺の経典を納めたもので、縦19センチメートル、横35センチメートル、高さ30センチメートル、全面が漆塗りで、金泥で様々な模様が描かれています。
蓋の裏面には、「寛文十一(1671)年」、「権大僧都宥誉法印住山之刻於根来寺得求之」、「辛亥五月吉日」と朱書きがあり、江戸時代に和歌山県の根来寺周辺で製作された根来塗りの、現存する数少ない経筥です。
| 年代 | 江戸時代前期 |
|---|---|
| 数量 | 1合 |
| 指定年月日 | 昭和43年9月9日 |
| 所在地 | 結城市大字結城(戸野町) |
| 所有者 | 宗教法人大輪寺 |
2 石燈籠

貴船神社にある燈籠は、小型ですが古雅で完製したものであり、型式のうえからいっても珍しいものです。元禄の年号が記してあり、江戸時代中期のものと考えられます。
| 年代 | 江戸時代 |
|---|---|
| 数量 | 2基 |
| 指定年月日 | 昭和43年9月10日 |
| 所在地 | 結城市大字結城(宮の下) |
| 所有者 | 宗教法人貴船神社 |
3 海獣葡萄鏡

面径17.5センチメートル。海獣葡萄鏡とは、中国において唐の時代に盛んに造られ、日本にもたらされた銅鏡で、正倉院宝物や法隆寺献納宝物の中に優れた作品が多く残されています。
全体に葡萄や唐草の文様が描かれ、周囲(外区)には鳥獣文(鳥や動物の絵)が配され、内区には、中心の鈕とその周辺に7匹の海獣(海に住む哺乳類の総称)を配しています。
| 年代 | 不詳 |
|---|---|
| 数量 | 1面 |
| 指定年月日 | 昭和48年3月12日 |
| 所在地 | 結城市大字結城(大町) |
| 所有者 | 結城市教育委員会 |
4 鉄鏃

この鉄鏃は、鳥舌形にして柳葉形とともに上矢と呼ばれるもので、鎧通の一種です。矢竹の長さは82.3センチメートル、先端には差し込み朱と黒漆との2段に糸で巻き固められています。主に中世より近世にかけて用いられましたが、この鉄鏃は古い形式に属するものです。
天慶3(940)年に諏訪神社が創建された際、藤原秀郷が奉納したものだと伝えられています。
| 年代 | 不詳 |
|---|---|
| 数量 | 1対 |
| 指定年月日 | 昭和49年12月27日 |
| 所在地 | 結城市大字上山川 |
| 所有者 | 宗教法人諏訪神社 |
5 明治天皇御愛用品

硯箱1合、香合1合、明治天皇肖像額1点、桧扇1柄、煙管1本、香炉1基の計6点で、もとは有栖川宮家に所蔵されていたものです。
| 年代 | 明治時代 |
|---|---|
| 数量 | 6点 |
| 指定年月日 | 昭和51年2月5日 |
| 所在地 | 結城市大字上山川 |
| 所有者 | 個人 |
6 追分道標石燈籠

木町交差点にある石燈籠の形をした道標は、2基とも3段の台石上に据えられており、高さは約2メートル80センチメートルの花崗岩製です。竿石の正面には「奉献」、右側燈籠の台石上段には「左さかい・右小山」、中段には「結城町」の文字が刻まれ、左側燈籠の台石上段には「向水戸海道」と刻まれています。水戸海道とは、戸野町から下館・笠間を通り水戸へ向かう笠間水戸街道を指し、結城の主要な街道のひとつでした。
本来、道標は木柱や竿石状のものであるのに対し、この2基の道標は石燈籠であることに特徴があります。
| 年代 | 江戸時代後期 |
|---|---|
| 数量 | 2基 |
| 指定年月日 | 昭和59年2月20日 |
| 所在地 | 結城市大字結城(木町) |
| 所有者 | 宗教法人光福寺 |
7 大町屋台

江戸時代から大正時代にかけて、健田須賀神社の秋祭りで移動屋台の踊りが盛んでした。当時は、浦町、穀町、西の宮にも屋台がありましたが、現在まで残されているのは大町屋台のみです。 大きさは、間口二間半、高さ二間以上であり、周囲には立派な彫刻が施された豪華な大型屋台です。
| 年代 | 江戸時代 |
|---|---|
| 数量 | 1台 |
| 指定年月日 | 平成20年3月31日 |
| 所在地 | 結城市大字結城(大町) |
| 所有者 | 大町町内会 |